金沢市で3月14日にオープンした茶室カフェ「畳世(たたみぜ)」は、着物の展示販売も手がける新
しいスタイルが人気ようです。オーナーの川田さん(37)は、米ソフトウェア大手のホームページを
作るウェブデザイナーから、1人で独立開業を果されたそうです。大好きな着物で店を開きたかったと
いう川田さんのコメント紹介。
オープンのきっかけは?
カフェと着物が好きで、融合させて何かできないかなと思いました。東京の目白に「着物カフェ」があ
って、古民家のような建物を使った場所なんです。帯や反物を扱っていてすてきだなと思いました。自
分も着物で出かけられる場所を作りたいと。金沢は着物が似合う街ですので、加賀友禅など伝統文化も
根付いているので決めました。
どんな着物を扱っていますか?
20〜50代の女性をターゲットに、花柄やしま模様などのアンティークが中心です。東京や京都、地
元の富山で買い付けています。扱っているのは40〜50点。気軽に着てもらおうと、値段は3000
円〜2万円に設定しています。食事や買い物に行く時など普段のおしゃれの中に取り入れてもらいたい
と思っています。。
着物の魅力は何ですか?
季節によって変わる大胆なデザインや柄です。柄には意味もあるんです。クモの巣模様は、すてきな男
性に出会えますようにという意味です。亀甲柄は縁起もの。麻の葉は、子どもの成長が進みますように
という意味です。季節を先取りするのも粋ですし、桜の柄なら2〜3月に着るのが粋なんです。
着物を広めるために必要なことは?
着物を着るにはきっかけが必要で、自分のお店を入り口として使ってもらえたらと考えています。潜在
的な着物ファンは多いと思いますので、ウェブ上の会員制サイトには金沢の着物ファンで作るものもあ
ります。着物を着ると背筋が伸びて、所作も女らしくなりますし、違う自分になれますよ。
独立開業に不安はありましたか?
当然ありました。起業に関する講習を受けたり、知人の経営者に話を聞いて。でも大胆な性格なので思
い切って決断してしまいました。好きなことで商売をしたいと思っていましたので。利益は出さなけれ
ばいけませんが、お客さんが喜んでくれればとも思っています。
将来の考えはありますか?
オンラインショッピングや着付け教室を考えています。着物をメーンにしながら、カフェでお茶やお菓
子を楽しんでほしいです。のんびりとくつろいでもらえるような空間にしていけたらいいですね。